人生ログ1691週目
[090105] ひたすら休む台湾、がむしゃら進む中国、もうヤダ
- 3:44 PM 2009年最初の出勤日。寒い。連休明けの体はいかに鈍ってるのが思い知らせた。
- 4:02 PM 連休というと。もともと台湾では1月1日だけ休むはずが、「1月2日は金曜日で週休二日制だから1月2日も休め!」と国会議員が騒ぐから、12月頭に急遽連休になると決められた。行政効率がいいというか、それとも大学部活の感覚で国を動かしてるというか、とにかく学生と観光業者が大喜び、製造貿易業者は開いた口が塞がらない状態だった。
そして今年の旧暦新年がいつもより早く、1月25日は大晦日、1月26日からまた旧暦新年休みが始まる。都合がいいことに26日は月曜日、これもまた2月1日まで連休。
結局1月の休みは14日間もあり、営業日は17日間。社会人になのにアレ冬休みがあるの?みたいな感じ。不謹慎の言い方だが、雑誌は去年で休刊してよかったと思った。2月1日で発刊できるわけないよこんなの。 - 5:53 PM Google Androidについて調べる。世界があまりにも早いスピードで進み変わるのを見て途方に暮れ、新年早々絶望の気分。
- 6:36 PM 郭敬明が長江出版集團北京センターの副編集長に就任か…中国は今の何処の国よりも実力主義で資本主義だと伺える。
2008年長江出版集團の図書発行部数は2億冊に達し、そのうちの半分は郭敬明の作品という。これから郭敬明のリードで「青春小説」のジャンルをガンガン広げていくとの展望。2009年の中国の総体経済はあまりいい見込みはないが、そのターゲットはたぶんヒエラルキーの上層にある裕福な家庭の少年少女だと思われるので(それはそれでかなり人数がいる)、そう影響は受けられないかも。
しかしいわゆる「青春小説」ジャンルの作品はなかなか中国から出ていけないようだ。郭敬明だって郭妮だって台湾では全く売れない。アメリカや日本の作品に慣れ親しんだ台湾の若い読者にとって、その書き方と内容は幼稚に見えるらしい。
郭敬明のデビュー作である『幻城』(ネットで読める版)は2003年台湾で大手出版社から青少年向けファンタジーとして発売されたが、「CLAMPの『聖伝』のパクリ小説」で片付けられて何の話題にもならなかった。*1
とは言え九把刀作品も台湾から出て行けないようで、この微妙な地域性がちょっと謎でよくわからない。両方の作品が(無断掲載を含め)ほとんどネットで全部読めるけど、人気は国境でくっきり。まあ台湾と違って、中国はその市場で十分活気が出るので、作品を国外に出す必要は実際どこにもないけどね。
よく考えてみれば、2000年以降本当に華語圏の若者文化に、あらゆる面で見てもしっかりと影響を与えていて、牽引しているのは、歌手の周杰倫(とその多くの曲の歌詞に手かけてる方文山)だけかもしれない。郭敬明も九把刀も、周杰倫のその流れに乗った感じをしなくもない。
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[090107] SNSの研究
- 3:08 PM 連日の雨が止み、肌寒い日々から解放したように見えたが、週末は寒流が来るらしい。10℃以下になる可能性も。いやだな。
- 3:48 PM 昨日はふっとのきっかけでSNS作成サービスNingを発見。なんだか使えそうなので現在研究中。
SNS作成サービスといえば、So-netも無料サービスを提供している。いろいろと見比べる必要があるかもしれないね。 - 4:20 PM Gtalkのコンタクトリストで昔アニメ制作時代の上司を発見し、早速コンタクトを取ってみました。本当に久しぶりで、会話して楽しかった。社会に出て最初の上司ですごく良くしてくれた人。今度日本へ行く時には挨拶しにいかないとな。
[090108] 地球のためにどうぞご利用ください
- 2:30 PM 昨日の思わぬ断食で体重は65キロ台後半に。しかし矯正装置つけて歯を磨くのは大変だなうううorz
- 3:40 PM FirefoxとChromeのタブはドラッグで互いに開けられると気付いた。面白い。
- 4:07 PM どこかの学校(大学?)の教養課程だと思われるCG制作関連科目の先生が、期末制作の4ページカラーマンガをComiComiに上げるように、という課題を出したようなので、今週のComiComiはすごく賑わってる。
現時点で27作があり、テーマも手法もバラバラ、その中ではかなりまとまって出来のいい作も。
ちょっとオモシロそうな4作。「媚外人生(外人媚び人生)」は外人好きな女性を皮肉、好きな外人が人外だった、最初のページでは孔子と蘇軾が登場。「有點悲慘的熊貓故事(ちょっと悲しいパンダ物語)」はこの間の四川の地震を出だしのネタにして、オチはちょっと悲しいどころかヒドイ。「白●公主(白●姫)」は命知らずの(?)ディズニーパロディで中国ミルクのメラミン混入事件を皮肉、オチはたぶん台湾人しかわからない(ヒント:台湾のコメディアン)。「入侵地球(地球侵攻)」は宇宙人来襲をテーマにしてオチてないけど、可愛いのですべて許す。
ただ全員作品名に学籍ナンバー振ってきたから、最初はシステムが何かのバグが発生し文字化けを引き起こしたと思った(笑)
とにかくこの使い方を思いついて実行してくれた先生に感謝。何処のどなたか全く見当付かないんですが、ありがとうございます。
[090110] 凍えて話が出来ない
*1:読んで冒頭からどこかカユイ感じがぬぐえないが、第一章の最後のセリフ「哥,请你自由地……(兄さん、どうか自由に……)」を見た時にはさすがに吹いたが。『聖伝-RG VEDA-』読んでいたら瞬間で反応すると思うよ、見開きでやったセリフだもん。まあ書いた当時は19才だし、しょうがないかとも思うが、ここまで持ち上げるとやばい、かも。まだうまくいえないけど。