ニクジュウハチ!!

とうとう「奇跡の(ラク)ヤン」ことヤン・ウェンリー初登場の年齢になった。これで晴れて「借金の期日だって延期できるのに、どうして誕生日は延期できないんだ」とか、「私が三〇歳になったからって誰か幸福になるわけでもないだろう」とかの嫌味を延々と言える身分に。
会社のみんながケーキまで買って祝ってくれた。交際以来、彼氏は毎年必ず祝ってくれるが、ほとんど二人きりの誕生パーティーで、このように何人もに囲まれて祝ってくれるのは何年ぶりだろう。「ハッピーバースディートゥユー」の歌声の中で、目のやり場も見つからないほど照れてしまった。しかも手作りの誕生日カードまでもらい、本当に申し訳ない。ありがとうございます。
ラクルヤンならぬミラクルリン…来年三〇歳になりまする。