人生ログ1662週目
[080609] この心はせめて歌に捧げていよう
- 02:39 PM 実は土曜からずっとかけ流してるが、今日のエンドレスBGMは『Re: 千年の独奏歌』。
- 02:40 PM 前の『Re:凍るエビフライの作り方』(笑)も同じだけど、旧たこす氏の歌はランダムに流して一日中聞くに対し、Re:さんのは一曲で何日間も繰り返し聞くのが好き。特定の曲で自分との相性がいいかもしれない。
同じ『千年の独奏歌』で『千年の独奏歌を歌ってみた(ver.シャオ)』もなかなかいい感じ。ただマジで生KAITOみたいな歌い方も素敵だが、サ行崩壊のRe:さんの方がご愛嬌なわけでw
またRe:さんが選んだ手書きPVでもいいセンスですばらしいと思う。 - 03:36 PM いきなり雷雨。雨が地面に向かって注ぐような勢いで、カミナリの音がすごい。ゴロゴロ…
- 05:44 PM 雷句誠の小学館提訴に新條まゆ参戦か…なんとなく台湾のマンガ業界崩壊と同じ筋書きで進んでる。あの時はまだネットがないのにもかかわらず普通に壊したからな。
でも逆に言うと、台湾では日本ほどマンガ文化が浸透していないから、同じ筋書きでも同じ結末に迎えることには限らない。実績の持つ編集者や漫画家の知恵のある発言に期待。
[080611] N年ぶりの病欠
- 11:01 AM 人にざんざん体に気をつけてと言いながら、今日の自分は体調不良でダウン。首が痛くて腰も痛い。予定をキャンセルして家で休むことにした。
先々週から昼夜逆転して、でも昼は常に起こされていて眠れない。まあ…みんな昼は起きていて仕事しているからな…
結局一週間ほど不眠症(入眠障害+早朝覚醒)に近い状態が続き、最初は「使える時間が増えてラッキー!」みたいな感じだったが、今週に入って生理と共に体にガタが来る。無理できる年ではなくなったと実感。女の体の耐用年数が短いな…
と。メールの返信でもしてからしばらくパソコンから離れよう。正直こいつがまさしく昼夜逆転を引き起こした原因だ…待てよ、じゃもう一回長時間に調べモノをすると元に逆転できるのか(天の声:そんなことはない。痛み止めでも飲んで寝てろ)
[080612] 心に穴を掘る方法
- 01:27 AM 秋葉原無差別殺傷事件は、加害者からも被害者からも、目撃者からさえも「理不尽な喪失感」が感じる。情報も映像もこんなに溢れているのに、ぽっかりと何か開いてる。
閾ペディアことのはで加害者の書いた掲示板ログのまとめを読んだ。なんとなく永山則夫と連想したが、孤立された感覚や女がほしいのに手に入らないところは、むしろ津山事件の方が近いよな。
津山事件は「差別」、永山則夫事件は「貧乏」なら、秋葉原無差別殺傷事件はなんだろう?「非モテ」?「非コミュ」?…どちらもなんだかなぁ…
コミュニケーションツールの多様化そして発達につれ、体が閉じ込められたままでも、外との連帯が持てられる。逆に体が外にいても、自分を自分の世界に留まり閉じ込むのも可能。結局道具は一つで、広げるにも狭めるのも人間だ。
[080613] 睡眠はやはり不可欠だね
[080615] 庭と過程と囲碁とマトモの話
- 01:13 PM 実家に帰って、午前中の天気がとてもよかったので、父に命じられ(!?)庭の椅子に座って日に当たる。何もしないのもアレだから、本を持って読書に。
風が涼しく蝶々が花の間に飛び舞う。いやぁお嬢さまの優雅なひと時だな…と思うかもしれないが、読んでた本は『2999年のゲーム・キッズ 完全版DX』と『図解・裏社会のカラクリ』。ダメだぁ…
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- 04:19 PM さて。開発進行中のサイト「COMICOMI」のマスコットキャライラストを担当する、香港のイラストレータtoraさんが開発ブログの書き込みに参加してきた。今進行中のカットイラストのラフを貼り出してくれた。
これは「物作りの過程を公開」というのをちょっと実験的にやってみたかったので、toraさんと話して、発注したカット絵を描くにあたって、互いの間でやり取りするラフ絵とかをリアルタイムで公開する。
こんな感じ。toraさんの絵ってカワイイな。
- 04:31 PM というより、上がりはブログに張ってくるから、編集者が見る前にまずブログの購読者が見てしまうね。そして逆もそうだし。まあ、それはそれで面白いと思うが。よくよく思えばラフがどっかでまず見かけるのは今時の「普通」だとも思う。
イラストのチェック工程は漫画や小説より単純だから、まずこんな感じで試してみようと思う。編集者の無茶なリクエストを快く答えてくれるtoraさんに感謝。 - 08:34 PM 父が主催者なので、今日の午後は台北に戻り、海峰棋院が主催する囲碁の棋戦で、今回は第一屆である「中日精英賽」の最終戦を観戦し、授賞式にも出席。
最終戦は中国籍で現在日本滞在中の蘇耀國(29)vs日本の井山裕太(19)で蘇耀國の勝ち。優勝賞金は60万元(約180万円)で準優勝は25万元(約75万円)。
別室でモニター観戦していたけど、観戦室の雰囲気はなかなか面白い。棋士や関係者たちは観戦したり検討したり、普通に打ち始めたりする人も。
観戦に付き合うのは急遽決まったことだし、残念ながら囲碁もよくわからないので、30分ほどでノートパソコンを取り出して仕事に取り掛かる。2時間後電池切れ、今度はデジカメを取り出して撮りまくる。授賞式には動画撮影モードにして撮ってたが、するとなんと途中で電池が切れた。
関係はないけど、その時にはケイタイの電池も切れてた。とにかく電気の大切さを思い知る一日だった。
授賞式の会場。男性スタッフは全員ネット囲碁サイトのプログラマー。
- 09:10 PM 雷句誠提訴事件関係で日本語ブログのアドレスが2chのスレに張られ、一時間だけすごいアクセスがきた。そんなに中身のあることを書いてないからむしろ冷や汗。
当スレでは「海外の出版社も編集は893気質なのかな?もしマトモなら、そのうち海外の出版社が翻訳部隊つけて日本の漫画家引き抜いて囲い込んじゃったりして」と書いたのを見て苦笑い。
なぜ日本が他国まで輸出できる作品が溢れてるのかを考えてみれば自明。言うならば海外の編集者は日本のよりずっとビジネスライクで「マトモ」かもしれないが、その「マトモ」がこんなに定期で大量になおかつ一定水準を維持する作品を生み出せない。
自分は昔日本のアニメ会社で働いてたから、考え方もやり方はかなり日本式。それが周りからかなり異端視されてる。作家のために自分のプライベート時間を削り、深夜から早朝まで内容打ちをやることが理解されないし、原稿料を払ってから印税を「もう一回」払うことも理解されない。日本では普通の話だが。
来週仕事のピークを過ぎたら10年前の台湾マンガ業界崩壊についてなんか書こうと思う。たぶん皆さんの参考になるんだろう。もし集めた情報が全部本当だと、あの時の台湾の大手出版社のマンガ編集者はヤクザどころかもう強盗だよ。
ただその前には、とっくに終わっていいはずの「遥かなる民主国」を終わらせたいんだ。先日尖閣諸島近辺での接触事故に対し、台湾マスコミと国会議員のあまりにもアホ過ぎるリアクションを見てて、正直もう書く気を失ってるよ。