人生ログ1710週目
[090520] 衝動旅行
- 8:50 AM ただいま桃園空港。そうだ、また日本へ行くのだ。決まったのが今週日曜日だけど、衝動買いではなく衝動旅行、しかも海外。ああもう国分寺か横浜在住に間違われてもかまわない、とにかく行くのだ。ハローH1N1！
しかしさすが急に決まった日程なので、ここ２日間はいろんな調整でかなりテンパってた。まあそれもなんとか乗り越えたようで（苦笑）いま出発待ち。 - 9:10 AM 広い搭乗待ち合わせ室に入った途端、ノートパソコンを膝に載せ靴を脱いでえらくくつろいでる金髪の女の子がいる（となりに台湾人らしき男の子がひとり）この便は日本経由でアメリカ行きだからアメリカ人かな…大声の英語で、たぶんスカイプを使って家族と通信中。
目の前にコンセントがある席なんて贅沢すぎる。
交換したい。
搭乗客はまだそんなに集まってないので、その大声が響く。その時、ひとりの台湾人男性が彼女たちの方へ近づき、ああ注意されるのかなと思ったら、男は英語でこう言った。
「こんにちは。今はもしかして無線ＬＡＮを使ってます？」
「そうですけど」
「それは有料サービスですか」
「違いますよ、タダですよ」
「そうかタダか（中国語に切り替えて連れの人に）WiFiがタダっだって」
それからもうひとりの台湾人女性が自分のノートパソコンを持っていて「私のが繋がらないけど」と言ったら、今度は男の子が中国語で親切に教えてあげた。
しばらくすると周りが同時に複数のスカイプ通話が始まった…しかも空港アナウンスがあるからイヤホンは使いづらいのか、全員スピーカーのボリューム上げて通信。人が少ないけどニギヤカニナッテヨカッタネ…と思っていいかな。 - 9:24 AM ついでにスカイプ使用者に包囲されてた時には私が何かをしているというと、マスクのかぶり方を研究していた…そう、なんとN95マスクをかぶるのが今日はじめてだ。
叔父さんがSARSの時、
ダンボール箱単位で買い占めたので大量在庫。
１回目は見事に逆につけてしまって、上部にくるはずの針金はノドに圧迫して逆に咳が止まらなかった。すく近くにいる乗務員にすごくにらまれた気がする。ヤバイ、誤解される！どうしよう。 - 9:34 AM さて。搭乗開始。さあ行くか。
- 3:59 PM 新宿到着。今回はあまりにも急なんて東京ドームホテルの予約が取れなかったが、そのおかげでたぶんそこそこ慣れてる新宿に久しぶりに泊めることができた。まあいいや。
新宿ワシントンホテル（本館）に宿泊。
２年か３年かぶりかな。わりと快適。
１階にあるファミマが大好き。今回もお世話になった。
[090521] 生放送で飲み会
- 4:23 PM ニコニコ生放送による実験放送＠K-CAFEは夜８時からの予定。今度はまさにこれを現場で見学するために日本に来たのだ。アドレスはこちら。どうなるのだろうとまだよくわからないが、ちょっと映るかも。
ニコ動会員の方はよろしければ、マスター小田切によるコミュにも参加してください。レベルを上げるためにプレミアム会員を買ったよもう（よりスムーズに生放送も見れてまあいいか）
ちょっと映るどころか本日のお客様になってしかもトップバッター。
- 8:13 PM 生放送無事終了！渡辺浩弐さん、一緒に遊んでくれたみんなさん、そして生放送を見て参加してくれたみなさまありがとう！
[090522] そそくさ帰国
- 10:54 PM 空港からやっと脱出した。いま車の中。この時間は非常に混雑で、手荷物が出てくるまでは長かった。ようやく帰路につく。ふーう。
人。人。人。車。人。車。車。
帰りたい。
- 11:07 PM 飛行機の中のこと。もともとエコノミークラスだったが、座席に行ったら台湾人の親子連れ３人がそこにいた。自分の座席であるはずのところに、デカイおもちゃに占領されるのを見るとムッとした。「あの、ここは私の席なんですけど」と聞いてみたら、「すみません、親子３人一緒に座りたいです」と。
「それは別にいいですけど、でもそこはもともと私の座席ですが」
「じゃ、交換しましょうか。私の座席にお座りください」とお母さんの方からチケットを差し出してきた。「こちらよりいい座席ですので。こちらをお譲りください。お願いします」
ビジネスクラスだった…
なぜ親子３人なのにエコノミークラスを２枚でビジネスクラスを１枚とのようなチケットの買い方をしたのだろうか、という謎をさて置き、それで交換して帰りはビジネスクラスになったとさ。最近はむちゃくちゃ切羽詰ってる気がするけど、妙に運がいいような気もするな。 - 12:11 AM ３０分前ぐらいに家に着いた。毎月恒例の腰痛絶賛発作中。早く風呂に入って寝ようか…あう。対談更新忘れた!?よりによって今思い出した！どうしよう。
[090523] 謎詭・偵探・推理・発表会
- 2:41 PM 現在島崎博（傅博）さんの新刊『謎詭・偵探・推理』の新刊発表会に来てる。このイベントのために日本から早々帰ってきたのだ。
来てみたら会場は品のあるお茶館の一室で、たぶん来場者の人数を低く計算したが、人がぎゅうぎゅう詰めで入られない。
入り口にイベントの成功を祝う花が。
マスコミも若干集まってる。
遅刻したし入られないのもしょうがないなと思ったが、ドアの外から撮れる写真だけがあまりにもさびしいので強行突入ことにした。人のカバンと足を踏みながら侵入。
ドアの外だとこんなのしか撮れない。
- 2:54 PM はじめは去年の島崎博さんお迎えする会の映像を流しながら島崎さんの経歴と日本ミステリへの影響を紹介。前説を経て現在島崎さんのスピーチ。
- 3:04 PM 自分と台湾での日本翻訳ミステリ出版との関わりを語りながら、新刊の出版までの経緯を語る。一応映像で撮ったのであとでYouTubeにでも上げてみるよ（主催者の独歩出版さんの了承を得られるなら）
そういえば新刊の内容だが、キャッチコピーからすると「江戸川乱歩から乙一まで４０人あまりの日本ミステリ作家の作品評論集」なのだ*1。台湾では珍しいというかないジャンルで、その出版を踏み切った独歩出版さんが偉いと島崎さんが言う。
確かに台湾のマーケットよりも、日本の読者が読みたいものだと思う。日本語版の出版を検討したい日本の出版社の方々、ぜひ独歩出版さんにお問合せください（無責任宣伝） - 3:22 PM 独歩出版の陳社長から映像をネットに乗っけてもいい許可を得た。近日あげます。
- 7:50 PM 発表会のあと、同行してくれた大学の先輩でありライターのブライトくんと一緒にご飯を食べに。奢ろうと思ってサイフを開けたら日本円が…日本から帰ってきたままで家から出てきたのだ私。
結局サブサイフに隠れてる（？）８００元を出し、先輩に１５０元出してもらいまあなんとか。これで手元に現金０。でも悠遊カードがあるからバスで帰れる。そしてバスから降りてマシンにかざし、「ピッ」と代金が引かれて残額を見たら――３元でした。危ないところだった…
[090524] もうこんな年頃
- 6:29 PM １時間前に中学校時代の同級生の集まりから帰ってきた。このメンバーは時々集まってお茶会をするので、厳密には同窓会でもないんだが、私はめったに出ないので同窓会の雰囲気が味わえる。
集まった７人に（１人は妊娠中で夫同伴）既婚者は２名しかないけど、来てない人の近況を聞くとやはりみんな結婚出産してるな…まあこの年だからな。
「イリさんはどうなの」と聞かれた時には返答が困った。うーん。こちらの都合で彼氏との関係が続けそうにないし、結婚願望もないし、どうなるのだろうね。いまはいろいろとチャレンジしてて楽しいし。考えたくないな。考えない方が楽だけどな。
